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IFCがティラワ地区港におけるミャンマー初のバルクターミナル開発に融資、貿易促進と競争力向上を支援

2018 3 27 日、東京 -世界銀行グループの一員であるIFCは、International Bulk TerminalThilawaCompany LimitedIBTT社)に対して、IBTT社がミャンマー初となるバルクターミナルをティラワ地区で開発・運営するための1500万ドルの長期資金を提供します。
バルクターミナルは100万トン以上の容量を持つ計画で、本事業によってミャンマーにおける物流・輸送コストの削減、貿易の促進、サプライチェーンの競争力向上、新たな市場・雇用の創出などが期待されています。ミャンマーでは、これまでバルク輸送に特化した効率的な設備がなく、生産者や貿易業者はバルク商品をコンテナ輸送するため高コストでの輸送を余儀なくされていました。
IFCによる本事業への長期資金提供は、ミャンマーの運輸セクターに対するIFCのこれまでの投融資に続くもので、本事業のプロジェクト費用約6500万ドルの一部は、ミャンマーの大手食品加工会社であるルビア社と日本の大手総合物流会社である上組が共同で設立したIBTT社が負担します。
ルビア社のU Ko Ko Gyiマネージング・ディレクターは次のように述べています。「IFCのミャンマーに対するコミットメント及びインフラ開発に欠かせない長期融資の提供を高く評価します。また、IFCの技術的知見、グローバルな経験から学ぶことも期待しています。」
ミャンマーの地理的条件を背景に、港湾設備の拡張は同国の東南アジア地域における船舶輸送の拠点としての発展を後押しします。また、IFCによる今回の融資は、農産物のバルク輸送という新たな市場の創出にも寄与します。ティラワ地区港は近い将来、小麦、飼料、米の流通を促進し、非農産物を取り扱うこともできるようになります。
IFCVikram Kumarミャンマーカントリーマネージャーは次のように述べています。「本事業は、ミャンマーにおける初のバルクターミナルとして、港湾サービスの多様化に貢献します。また、港湾・物流・運輸セクターへの民間事業者の参入を促すミャンマー政府の政策とも合致しています。ミャンマー政府の政策は、基幹インフラ開発に対して民間資金動員を促すことで公的資金を補完し、途上国の開発目標達成を支援するIFCの取り組みとも高い整合性があります。」
IFC について
世界銀行グループの一員であるIFCは、途上国の民間セクターに特化した世界最大の国際開発金融機関です。世界の2,000以上の民間企業との協働を通じて、IFCは、資金、専門知識、影響力を駆使することで、世界の最も困難な地域において市場を拓き、機会を創るための支援を行っています。2017年度には、途上国の人々の生活向上と世界でも緊急な開発課題への取り組みにおいて約193億ドルの資金を提供しました。詳細についてはウェブサイト(www.ifc.org)をご覧ください。