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IFCがミャンマーでの食の安全向上を通じアグリビジネスと輸出の促進を支援

ミャンマー、ヤンゴン、2017年11月21日 -世界銀行グループの一員であるIFCは、ミャンマーにおけるアグリビジネスの発展と輸出の新市場開拓を目指し、食料生産者による食の安全にかかわる慣行の改善に向けた努力を支援する新規事業構想に着手しました。
構想の第一段階として、IFCはUnion of Myanmar Federation of Chambers of Commerce and Industry (UMFCCI) と協働し、初の啓発イベントをヤンゴンで開催しました。イベントでは、60以上もの政府代表者や主要な食物生産者、小売業者、食品産業の専門家を集め、食の安全を体系的かつ持続可能な方法で取り組む事業例を明らかにし、それらが企業の売り上げの向上やコスト削減、リスクの最小化に役立っていることを強調しました。
「アグリビジネスはミャンマーの経済にとって鍵となるセクターであり、国内総生産(GDP)の約38%、そして輸出の23%を占めています」と農務省農務課ディレクター・ジェネラルのDr. Ye Tint Tun は語ります。「我々は生産者を支援するため、輸出を更に強化し食料生産者への新たな市場への機会を多様化させたいと考えています。IFCの協力により、世界中のこの取り組みに関する経験から学べることを望んでいます」
IFCは15年以上にわたり、アグリビジネスや小口顧客を対象に食品安全にかかわるアドバイザリー業務の経験を持ちます。この業務により、30カ国における150ものIFCの顧客に対し2億9千万ドルの投資を誘致し、2億3千万以上の売り上げを新たに生み出すことができました。さらに顧客は、改善され高められた効率性と経費削減がもたらす利益を享受でき、ブランドの価値をさらに強化することにつながっています。
IFCミャンマー事務所カントリー・マネジャーのVikram Kumarは「食品安全管理への投資はミャンマーのアグリビジネスの成長には必須条件であり、最終的に消費者により安全な食と健康をもたらします」と述べます。「国際的承認を受けた食品安全システムを実践することは、食品生産者の競争力を輸出と国内市場双方において高め、新たな市場に備えブランド力を強化することに寄与します。」
ミャンマーはアグリビジネスセクターを世界市場に向けて開くことを熱望しています。過去2年間に渡り、世界銀行グループは政府による食品安全のフレームワーク再建の支援を行ってきました。今日においても、IFCは顧客企業が国際的な認証を受けた食品安全システムを導入することを支援し、また政府や食品産業の専門家と協働してトレーニングとワークショップを通じ地域能力の育成を図っています。
ミャンマーの食品安全にかかわる慣行の改善、法規制の改革、アグリビジネスのためのビジネス環境改善を行っているIFCのアドバイザリー業務は、オーストラリア外務通産省、イギリス国際開発省、そして日本政府の後援の元に行われています。
IFCについて
世界銀行グループの一員であるIFCは、途上国の民間セクターに特化した世界最大の国際開発金融機関です。世界の2,000以上の民間企業との協働を通じて、IFCは、資金、専門知識、影響力を駆使することで、極度の貧困を撲滅し、繁栄の共有を促進するよう支援を行っています。2017年度には、途上国の人々の生活向上と世界でも緊急な開発課題への取り組みにおいて約193億ドルの資金を提供しました。詳細についてはウェブサイト(www.ifc.org)をご覧ください。