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セネガルにおけ2つのスケーリング・ソーラープロジェクト、IFCの融資パッケージを得て建設へと前進

2019年7月18日、パリ –世界銀行グループの一員であるIFCは、セネガルにおける2つのスケーリング・ソーラープロジェクトへの融資を最終決定しました。これにより、クリーンで安価な60MWacの電力を供給できる2つの太陽光発電施設の建設が始まります。この発電施設はEngie社、Meridiam社、戦略投資セネガルソブリンウェルスファンド(FONSIS)が資金提供しており、セネガルにおける温室効果ガスの排出量を年間89,000トンの二酸化炭素相当分削減する効果があると期待されています。これは、路面を走る自動車17,000台分の削減に相当します。
セネガルのカルおよびカオーヌに所在する2つの発電施設への融資パッケージには、シニアローン3,800万ユーロが含まれ、これにはIFC、新興市場における気候変動対策への民間融資を奨励するフィンランド政府とIFCの気候変動プログラム向け協調融資( Finland-IFC Blended Finance for Climate Program )の他、欧州投資銀行、フ ランス開発庁(AFD)の民間投資部門である プロパルコが参画しています。
スケーリング・ソーラーは、新興市場における、送電網に接続する太陽光発電電力の競争入札と合理的購入のための世界銀行グループのプログラムです。このプログラムはアフリカ各地で、発電能力が合計1ギガワットを超える太陽光発電施設の開発を支援しています。
セネガルにおける初のスケーリング・ソーラープロジェクトの入札には、海外の事業者からも強い関心が寄せられ、各案件につき6件の応札がありました。入札の結果、キロワット/時当たり3.80ユーロセントおよび3.9ユーロセントという、西アフリカで最も安価な電力価格に繋がりました。
「スケーリング・ソーラーは、ザンビアで初めて導入され、同国初の大規模な太陽光発電施設を竣工させた。このプログラムは目覚ましい成果を挙げており、アフリカおよび新たな地域への拡大を今後も継続していく。このたび、セネガルにおける2つの発電施設建設への融資が成約に至ったことを大変喜ばしく思う」と、フィリップ・ル・ウェルーIFC長官は述べました。
スケーリング・ソーラー(大規模太陽光発電)について
スケーリング・ソーラーは、各国政府が民間投資を得ることで、大規模な太陽光発電施設を速やかに調達し開発するのを容易にする世界銀行のソリューションです。「ワンストップショップ(総合窓口店舗)」として、技術支援、定型文言、事前承認型融資、保険商品、保証をパッケージ化しています。スケーリング・ソーラーは、民間インフラ開発グループ、英国の国際開発省、米国国際開発庁(USAID)のパワー・アフリカ、オランダ外務省、デンマーク外務省より資金面での支援を得ています。さらに詳しい情報は下記URLを参照ください。 www.scalingsolar.org
IFCについて
世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)は、途上国の民間セクターに特化した世界最大の国際開発金融機関です。IFCが持つ資金力や専門知識を活かし、世界中に展開する2,000以上の民間企業との協働を通じて、世界で最も困難を抱える地域において市場と機会創出ための支援を行っています。途上国の貧困解消と繁栄の共有増進を図るべく、民間セクターの持てる力を活用し、2018年度は、途上国に約230億ドルの長期融資資金を提供しました。詳細についてはウェブサイト( www.ifc.org )をご覧ください。